私たちは
 金ボタルです!
                                

●私たちは、県下でも珍しいホタルと言われ、
 昭和34年3月27日県指定天然記念物になりました。
●私たちの名前の由来は、黄金の光を発するところからつけられた
 そうです。(光は光でも、熱を出さない冷光です)
●私たちは、和名 ヒメボタル
     学名 Hotaria Parvula KIESENWETTER と言います。
 しかし、研究の結果このヒメボタルという陸生のホタルの1生態型
 であるということがわかってきたようです。
●私たちの幼い時期(幼虫)は、オカチョウジガイやベッコウマイマイ
 などの陸生のまき貝を食べて成虫になりました。
●私たちは、毎年7月10日前後の10日間ぐらい(天候の関係で多少発
 生時期が変わります)、日暮れとともに飛びます。
 時刻は、午後7時45分〜9時ぐらいの約1時間ちょっとです。

                                                                                    
●メス:体長6mm前後で小さく、後翅
 が退化しているため飛ぶことができません。
●オス:体長8mm前後で、飛ぶことができます。しかし、他のホタルの
 ように自由に高く飛ばない(地表から約1m〜2mの高さ)ことにし
 ています。それは、メスとフラッシュコミュニケーション(光の交信)
 をして、相手を探さなくてはいけないからです。
●飛べないメスは、草むらを静かに移動し、オスに愛の光を発して
 います。オスは、メスの光を見つけると交信を始め、メスと互いの存
 在と愛を確認するため交信を続け、メスのところに降りて行き交尾します。
●メスの産卵後、オスは再び飛び立つこともありますが交尾後まもなく死んで
 しまいます。
                                                        

 
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